熱海こがしまつりは毎年7月15日16日に開催される熱海市の例大祭として知られ、地元住民や観光客に親しまれています。
各町内から出る伝統の木彫り山車、アイデアを駆使した装飾山車色鮮やかな衣装に身を包んだ参加者や神輿の勇壮な巡行がこがし祭りの見どころです。
夕方から街の中心部を太鼓や笛の音色が響き渡り祭りの振やかな雰囲気が夏の到来を感じさせます。
【御鳳輦】
熱海には『御鳳輦』(ごほうれん)という神事がお祭りの際に執り行われます。厄年(42歳)の男達が神輿を担ぎ街中を練り歩き浜降りをして厄を落とすという風習です。赤装束の天狗が大声を上げながら麦こがし(オオムギを炒って挽いた粉)を天にまき、神へのお供え物で触れると無病息災で過ごせると言われています。天狗から頭に付けてもらうと良いという言い伝えがある為、親子連れが行列をなし詰めかけていました。
【こがし祭り山車コンクール】
7月15・16日、祭りの一環として「こがし祭り山車コンクール」を開催します。国道135号を交通規制して行う、熱海で一番盛大な催しです。
このお祭りの主役は、各町内から出る伝統の木彫り山車、アイディアを駆使した装飾山車、そして神輿です。照明の角度まで気を配った木彫りや、その年の吊物をかたどった装飾山車20基以上が東海岸町の審査会場へ繰り出します。山車のほか、6団体の御輿も会場を練り歩きます。
この日、熱海市民は大人から子どもまでお祭り一色!豪華絢爛な「こがし祭り山車コンクール」で熱海っ子パワーを感じます。
【御神輿】
熱海には御神輿の会が6団体あります。江戸前神輿やらどっこい神輿!私も子供の頃は山車に乗り太鼓や鐘をたたいていましたが大人になってからは御神輿の友好団体へ入り神輿を担いでいました。私が加入していた友好団体はどっこい神輿の会です。『どっこいどっこい』『どっこいそりゃー』と掛け声と共に足を合わせ担ぎ、間間には甚句が入りその音色と掛け声のコントラストは何とも風情が有り迫力が有る熱海こがし祭りの見どころの一つです。
【最後に・・・】
熱海こがし祭りは毎年曜日関係なく7月15日16日に開催されているお祭りです。来年から?第三土日に変更されるとか。海の日と絡めた三連休になるという案が出ているようです。決定ではないようですがそんな噂が・・・観光地なので連休に絡めてお祭りというイベントで観光客を呼ぶというのは大賛成。熱海のお祭りをたくさんの方に知っていただき見ていただきたいと思う。こんなに盛り上がるお祭りなのに知名度がイマイチだったのは週末開催ではなかったからかもしれない。7月第三の土日を固定開催にしたら観光客も毎年の常連客になっていただけるかもしれないですね。
小学校の頃は山車の小太鼓をたたくのがお祭りの醍醐味でした。子供が多かったので叩くのも選抜で、大変な争奪戦だった。それも今となっては良き思い出だし根っからのお祭り女になった根底には小学校の頃の争奪戦があったからだと思う(笑)。15日16日固定日だったので平日ど真ん中の日も有りました。学校終わり速攻帰って来て山車に行く。21時頃までお祭り騒ぎで次の日は学校。朝は眠たい目をこすり学校へ行き帰って来て速攻で山車に行く。二日目は最終日ということも有り盛り上がります。21時過ぎまで大騒ぎで子供ながらに興奮していたことを忘れられない。そして次の日学校。眠い目をこすりお祭りが終わってしまって腑抜け状態で学校へ行っていたな。また、来年まで待ち遠しい気持ちと疲れとお祭りが終わってしまって気力を失った状態に陥ってしまう毎年のルーティーンとなっていました。そのくらいお祭り大好きな祭り女です!
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